※2018年9月17日に、私の以前のサイト「Free Time」に掲載したものをこちらに転載いたします。
デンマークのメーカー CARL MARTINの歪みモノ
マーシャルの歪みチャンネルを再現したディストーションらしいです。
マーシャルアンプを歪ませて弾いたことがないので、似てるのかどうかはわかりません(w
でも、「あぁ、アンプを歪ませるとこんな感じなんだろうね〜」と思わせる深い歪みは心地良いです。
コードを弾いても潰れることなく、上から下までギラ〜〜ン!と鳴ってくれます。
ソロを粘っこく弾いてもしっかり着いて来るし、質の良い歪み。
低音弦をミュート気味にピッキングすると、ゴン!とボトムが効いた音が出て気持ち良いです。
Driveを0にしても、少し歪んでクランチ気味。
Toneは、少しだけ絞り気味で、10時〜12時の間でセットするのが無難な気がします。
個人的には、サスティンの効く歪みモノがほしい!という思いだったので、そこはもうバッチリ!
試奏したときに、ギュ〜ンと伸びる音が出た時点で「買いだ!」と決めました(w
シングルコイルでもバッチリ歪みますが、ややトレブリーかな・・・
ハムのピックアップなら、見事な歪みを聞かせてくれます。
フロントピックアップの音も潰れることなく、リードにもってこいの抜けの良い音が出せます。
あと、少しノイズが大きいかな、、、
ボトムがしっかり出るのと高域が少しギラつき気味なので、TONEやアンプのセッティングで中域に気をつけないと、ちょいドンシャリ気味になりそうな気配もあります。
製造が中国ということもあって、海外メーカーの割にお手頃かな。
ただし、筐体の質感がややチープなのは、致しかたないのかな・・・とも。
電池は内臓できないので、ボードに組み込んで電源を供給する必要あります。
ボードに組み込むべきなのに、本体底面にラバーっぽい処理がされてるのはちょっと不便。
私は、マジックテープに裏蓋のビスを通す穴をあけて本体に固定し、ボードに貼り付けました。
いかにもディストーション!なエフェクターって好きじゃないのでこれまで導入を避けてきたのですが、これは芯のあるしっかりした音でなおかつ深く歪むので、これから大活躍する予定です(w
アンプライクな歪みが1つほしい!って人にはぜひ試奏してもらいたいペダルです♪
おすすめ!!
下の動画のうち、上の方は私が試しに弾いてみた音です。
ライン録りですが、mooerのスピーカーシミュレータRADARを通しています。
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